なるべくシンプルに生活がしたくて数年前から「断捨離」 をしています。
「断捨離」というキーワードで探すとよく出てくる本があり、話題にもなったのでずっと気になっていた本、、、やっと読みました。この2冊です。
①フランス人は10着しか服を持たない
②フランス人は10着しか服を持たない2
クローゼットの整理本かと思いきや、実際は「現状に満足して毎日を大切に暮らす」、という心の持ちようを教えてくれる本でした。
ブログのタイトルに「断捨離の教科書」と書きましたが、そんなんじゃなくて人生を大切に生きるための哲学書です!
2部作ですが、1冊目は著者が学生時代にフランス留学した時のお話。2冊目は著者がアメリカに帰国後結婚して子供を産んで忙しい日常に追われてしまったときに、フランス流のシックな日常を送る秘訣を思い出してそれを実践する、という話。
少し詳しく書きますと、、
①フランス人は10着しか服を持たない
サブタイトルは「~パリで学んだ"暮らしの質”を高める秘訣~」。
カリフォルニアに暮らす大学生の女の子が、パリの貴族の末裔のおうちにホームステイすることになり、そこで過ごした半年間で、その家のマダムの優雅だけれど飾らないシックな暮らしぶりを見て多大なる衝撃を受けながら「本当の幸せ」について考え、生活を見直し、シックに生きるコツを見出すお話です。
この本で学んだことは、
- きちんとした食事を摂る
- 自分のスタイルを見つける
- いつもきちんとした装いで
- いちばん良い持ち物を普段使いにする
- 良いもの以外は捨てる
- 身近な人にマナーを持って接する
- 予算内で一番良いものを選ぶ
こういったテーマごとに短いエピソードが書いてあって、サクサク読めます。
ほかにもたくさん良いことが書いてあるのに全てを紹介出来ないのが残念です。が、要するに、毎日の家事でもなんでも一つ一つを心をこめて丁寧にやっていくということが、幸せに人生を送るコツだという感じです。
ついつい、「自分には●●が足りない」「●●がないから××ができない」「面倒だけど●●をやらないといけない」とネガティブに考えてしまいがちですが、実はそうじゃなかった。そんな考えでは幸せにはなれないということを学びました。
「足るを知る」「自分を愛そう」とか。今あるものを受け入れて感謝することで世界が輝いて見えるっていうのは、病気になって一番思ったことなのに。忘れていました。
②フランス人は10着しか服を持たない2
サブタイトルは「~今の家でもっとシックに暮らす方法~」。
こちらは1冊目よりも実践的です。
アメリカに戻って結婚&出産をした著者が、いつの間にか髪を振り乱しながら育児する忙しい毎日に追われていました。ふと「こんなんじゃいけない!」と思い立ちパリでの経験をもとに、シックな生活を送るテクニックをまとめた本です。
- 毎日を特別に生きる
- いつでも片付いた家になる方法
- 何をするときも心をこめる
- 出かけない日でも身ぎれいにする
- 静かなひとときを持つ
このほかにも、朝起きてから寝るまでの様々なシーンに合わせてシックに生きるコツが分かりやすく書いてあり、アメリカと日本の生活習慣は違えど、参考になることが詰まっています。例えば、
- 家の片付けのちょっとしたコツ
- 食事を楽しくするコツ
- スキンケアの仕方
- 洋服の選び方 などなど
書いてあるほぼ全てのことに目から鱗です!
この本にもっと早く出会っていれば「あんな洋服買わなかったのに!」「もっと自分の持っているものを大事に出来たのに!」と後悔しています。何やってたんだ、昔のわたしは!!
でも、遅くなったけど・・・やっとそのことに気が付いたからこれから先は大丈夫。これからの人生は今あるものを大切にして生きていきたいと思います。
新しい洋服ももう要らないです。好きで買ったものが既にたくさんあるから。
あまり好きじゃなくて着ないのに捨てる勇気すら持てず処分に困っていた、いわゆる二軍の洋服も、やっと処分できそうです。「捨てたいけど捨てられない・・・」と見るたびに勝手に心を痛めていたのは自分でした。それなら今すぐに処分して、好きなものに囲まれて暮らすほうがずっと幸せでいられます。
必要のないものを買ってしまったことは本当に無駄遣いで、ダメなことでした。。。後悔してもしきれませんが、これから同じ間違いをしないことが大事だと自分に言い聞かせます。
それでは、今日はこちらで失礼します。
最後まで読んでくださりありがとうございました^^
良い一日をお過ごしください~☆
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