昨日見たTVの話です。
NHKの「所さん!大変ですよ」という番組で、テーマは『妻が宇宙に旅立った!? 葬儀と供養★最前線』でした。
その中で宇宙葬というのが紹介されていて、とっても興味深かったのです。
宇宙葬とは
→遺灰を収めたカプセルをロケットで宇宙に打ち上げるもの。
プランは複数ありますが、詳しく紹介されていたのは“人工衛星”に遺灰を収めたカプセルを載せて打ち上げるものでした。お値段95万円。一度に300人以上の遺灰が打ち上げられるそうです。孤独じゃないのは良いですね!
どこが手掛けているのかと調べたらこちらでした↓↓↓
宇宙葬・スペースメモリアル(Space Memorial) | 日本で最多成功実績
番組では、昨年亡くなった奥様を宇宙葬したという日本人男性が紹介されていました。
生前キャビンアテンダントだった奥様は空を飛ぶのが好きで、「いつか宇宙旅行がしたい」と二人で話していたと言います。
その方はケネディ宇宙センターでの打ち上げにも立ち会っていました。
悲しんでいる暇なんてなさそうでした。それも魅力の一つに感じられました。
更にこの男性の場合は、奥様の夢を叶えられるという誇りや嬉しさもあったんじゃないかと。
そしてこの宇宙葬、WEBで人工衛星の現在地が分かるので、空を見上げて「今はしし座のあのあたりにいるんだなぁ」なんて思いを馳せることも出来るんだそうです。どこにいても空を見ればつながっている、そこも私としてはポイントが高いです。
そして最長240年間(!)地球の周りを周回して、役目を終えた際は地球へ落下して流れ星になるのだそうです。
・・・なんてロマンティックなんでしょう!
しかも最後回収する手間もかからないから、誰にも迷惑をかけませんし。
最高のプランだと思いました。私もこうしたいなぁと…。
自分の“お葬式”を考えてみる
アラフォーの私、まだまだ元気に働いて平均寿命くらいは生きるものだと思っていました。今やっと人生の折り返し地点。そんなつもりだったので、自分のお葬式のことなんて考えたことなかった・・・と書こうとして思い出しました。
入院中に一度だけ考えたことがあったんです。
何のタイミングだったかというと、骨髄移植を受けることが決まって骨髄バンクに患者登録したあとです。
骨髄バンクから「移植を受ける方へ」というような冊子が届いたのでパラパラとめくっていました。その中に「移植5年後生存率・10年後生存率」という項目を見た時でした。もう忘れてしまいましたが、想像以上に低い生存率だったので「これしか生きられないの?!」と思ったんです。
それでも恐怖とか落ち込むとかそういう心境にはならず、淡々とこんなことを考えました↓↓
- じゃあお葬式で飾る写真(遺影)を決めておかなきゃ(←まず最初に浮かんだのがコレ)
- お葬式のことで家族に負担をかけたくない
- 予算は〇〇円くらいにして、お金は自分で用意しておきたい
- 自分が使っているサービスのアカウント(銀行などのリアルなものやネット上の形のないものを含む全て)の情報をまとめておいて、家族に共有したい
- 万が一の時はこの人に連絡してね、という情報も必要
お葬式に向けてやるべきことがクリアになり、生き生きとした自分が出現しましたw
そして、遺影のことがどうしても気になって早速何か出来ないかと、入院中でも遺影を作ることが出来るサービス(写真を撮りに行かなくても良いもの)を探したのを思い出しました(笑) 手持ちの写真で作ってくれるところがあったのですが、持っている写真に自分の納得のいくものがなくて結局、退院したらちゃんと撮影に行こう!と思った次第です^^; あ、まだ行ってない…
まとめ
話が膨らんで脱線気味になりました💦
遺影のことはともかく、「宇宙葬」にすごく憧れました!!っていうお話です。
自分のお葬式について考えることは、全くネガティブなことではなくて、むしろポジティブではないでしょうか。その形を自分で決められるのは、自分にとっては最高の贅沢ですし、家族への最後の孝行にもなるんじゃないかなぁ…?なんて思います^^
「宇宙葬にして欲しい」って、家族に伝えたらどんな反応が返ってくるかな。もう少し考えをまとめて、言えそうな機会があったら、言ってみようかなって思います^^
唐突に話し出すと心配されちゃいそうだから、タイミングとか言い方とかは気を付けないと(^_^;)
最後まで読んでくださりありがとうございました^^
暗いワードが多いエントリーになってしまいましたので、いやなお気持ちにさせてしまったらすみません><