おはようございます。
今日は“食事制限”について書こうと思います!
日本人のソウルフード・お味噌汁の主役、“お味噌”について。
前置き
造血幹細胞移植をしてから免疫抑制剤を飲んでいる(=免疫不全の)間は、様々な食事制限があります。
食事を介して感染する病原体(細菌、酵母、かび、ウイルス、寄生虫)に感染するリスクを減らすためです。
それでは本題にレッツゴー!
今日の主役:お味噌
制限されている食材の一つだけどルールを守れば食べてOK!
- 市販品は大体殺菌処理されているのでOK
- “自家製の”お味噌はNG
- 市販品で作ったお味噌汁も一度沸騰させる(→殺菌のため)
ということなので沸騰お味噌汁を食べていました。
風味が飛んでる…お味噌が泣いてる…。
でも、感染のリスクを考えたらそれくらいのガマンは必要です。
沸騰からの卒業
「ガマンは必要」と言いつつも、少し前の外来受診時に「そろそろ移植後1年経つので、食事制限緩和できるのありそうでしょうか?例えばお味噌汁は沸騰させなくても良いとか…?」と、ちゃっかり先生に聞いてみました(*‘ω‘ *)
そうしたら「沸騰させなくてもOKだよ~」とあっさりと言われたので、早速風味豊かなお味噌汁に戻りました♪ やったー!
謎の感染
ところが何日か経って、カビ(アスペルギルス)感染症にかかりました。
はっきりした原因(感染源)は未だに分かりません。
お味噌汁の沸騰を辞めたタイミングと重なったので「麹菌 カビ菌」と調べたところ、関係ありそうで一瞬ドキッとしましたが問題なさそうでした。
見付けたサイト(※後述)から抜粋↓ 「コウジカビ」について
「麹はカビの一種、だけど無毒」ということは初めて知りました。
※上の画像の参照元はこちらです↓
お味噌新時代
更に調べを進めるうちに最近のお味噌のトレンドを知りました。
今のトレンドはこだわりの「生みそ」!
「生きた酵母」を謳い文句にしている物が多数を占めていて、「殺菌済み」を謳っているものはほとんどないみたい。新しい時代が来たんですね。でも移植患者には嬉しくない(-_-)
おわりに
いつか食事制限がなくなって、好きなものを好きなように好きなだけ食べられる日を楽しみに、今は制限の中でお食事を楽しみます(≧▽≦)
今日も長くなってしまいました。。。
最後まで読んでくださってありがとうございました!