【悪性リンパ腫と生きていく】都内在住普通のOLの闘病記

2019年夏に悪性リンパ腫と診断され抗がん剤治療と末梢血幹細胞移植を受けた時の事や入院生活のtipsや通院治療中の現在の日常を思うままに書いていきます。

検査体験談 ~小腸カプセル内視鏡~

おはようございます。 
何回かに分けて検査や治療の体験談を書こうと思います!今日は「小腸」について。
医療従事者ではなくただの患者なので、知識はありません。あくまでも患者目線で知り得た事柄と個人の感想ですのでご了承くださいmm 間違いがあったらコメントでお知らせ頂けるとありがたいです。
 

小腸には普通の内視鏡カメラが届かない

移植後にGVHD(※)で胃~大腸までダメージを受けたため、消化器官の検査をひととおり受けました。 上の方=「胃」と 下の方=「大腸」はそれぞれ通常の内視鏡をぐりぐりして見ることができますが、その間の「小腸」は通常の内視鏡では検査が出来ないそうです。だから、カプセル型の内視鏡を飲み込んでカメラが撮影する写真から状態を見るそうです。一度の検査で撮影する写真は5万枚とか。
 
GVHD=ドナーさんの細胞が私の正常臓器を異物とみなして攻撃することによって起こる免疫反応の一種。[graft-versus-host disease:移植片対宿主病] (2020/11/13 追記)
 
そもそも「小腸」とはどんな組織かというと、6~7mもあって、絨毛(じゅうもう)というフサフサが生えていて、食べ物を消化して栄養を吸収するんだそうです。すごく大事な役割をしているのに知らなかった。。

小腸。重役を担ってくれてありがとう。
 

検査に使うもの

  • カプセル内視鏡:2.5cm×1cmくらい=小指の先くらいの大きさのカプセルです。ちょっと大きめの薬と思えば楽に飲めます。(写真がなくてすみません)
  • 受信機(レコーダー):モニターがついている箱型の物体。(記憶の中では)幅10cm×長さ12cm×厚さ4cmくらいでポシェットに入れてありました。

見た目高級感のあるポシェット

カバーを開けるとこんな感じ
  • センサーアレイ:8枚のピロピロした装置(?)。受信機(レコーダー)とケーブルでつながっています。

    茶色いピロピロが"センサーアレイ"
  • 専用Tシャツ:センサーアレイを格納するポケットがついたTシャツ(前開き)。手作り感満載でほっこりします(*´▽`*) 各ポケットは「コの字型」に縫い付けてあり、1辺だけマジックテープで開閉できるので、そこからセンサーアレイを出し入れする仕様です。

青いチェックの部分がポケットになっていて、そこにピロピロを入れるの

検査手順

※私がお世話になった病院に限っての話です。

前日
  • 食事は夜8時までに済ませる。以後食事はNG、少量のお水はOK。
当日
  • 朝食はNG。いつも飲んでいる薬は朝一に飲むか、カプセルを飲んだ後に飲むか、スキップするか、などを主治医と相談。
  • 専用Tシャツを着て待つ
  • 朝8時頃に内視鏡の先生方が道具一式を持ってベッドまで来てくださる
  • 先生がセンサーアレイ8枚をTシャツのポケットに入れる
  • 先生がカプセル内視鏡と受信機の通信を確認する
  • カプセルを飲む
  • 先生が通信と撮影状況を確認(→受信機のモニターにカプセル内視鏡が撮影している画像が次々と見える。その頃ちょうど胃の中が見えて面白い(≧▽≦))
  • 受信機を肩から掛ける(重い)
  • 先生方は帰る
  • 当日はシャワーやお風呂はNG(撮影中につきTシャツを脱げないため)
  • カプセルが早く出てくるようにたくさん動く(歩く)
  • 夜は専用Tシャツを着たまま、近くに受信機を置いたまま寝る
【裏技?!】画像を見たいときの操作方法

省電力モードだと思うのですがモニターは1~2分すると消えて画面が真っ暗になります。でも画像が見たい時ありますよね!そんな時はモニターの下にあるの3つのボタンを「真ん中→左→右」の順番に押すとリアルタイムの画像が確認できました!(≧▽≦)

翌日
  • 起きたら検査が終わっていることとして、専用Tシャツからセンサーアレイを外してTシャツを脱ぎ、受信機と一緒に看護師さんに渡す
  • お手洗いのたびに看護師さんを呼んで、カプセルが出ていないか確認してもらう
  • カプセルが出たら無事終了♪
  • 一週間カプセルが確認できなかった場合は、体内に残っていないかをレントゲンで確認する

やってみた感想

カプセルを飲み込むのに抵抗を感じる方はいらっしゃるかもしれませんが、痛みや辛さはほとんどありません。検査の中では楽ちんなほうだと思います!
ただ、ポシェットが重くて肩が凝るのと、Tシャツとケーブルを身に着けているせいで眠りにくかったです。
 
私はこれまでにこの検査を3回受けましたが、そのうち1回は、検査当日の夕方にカプセルが出てきました。お手洗いに行ったらピカピカ光る物体が見えて・・・(*'ω'*)
あとの2回は、夜寝る前にレコーダーの電源が落ちていました。バッテリー切れのようだったのでこれ以上装着していても受信できないのなら意味がないのでは?、と思い、全部外して良いかと看護師さんに聞いたのですが「念のため今夜はそのまま(装着したまま)寝てください」と。。。えええーと思いながら、寝苦しい夜を過ごしました。
後で内視鏡の先生に聞いたら「電源落ちていたら外してOKですよ」とのことでした。 

私の検査結果

画像を解析した結果は検査の3日後くらいに主治医から伝えられました。
1回目の検査では、本来フサフサである絨毛が剝げ落ちて小腸の壁はツルツルになっていたそうです。GVHD恐るべし。
2回目は1か月後。結果は“ところどころに苔(コケ)のように絨毛が生えている”程度にしか回復していませんでしたが、ゼロ→イチで生えたと思うとすごいこと。「次に期待!」と思いました。
3回目は更に1か月後。主治医と「“苔”が“芝”くらいになっていたらいいね」と話して検査しましたが結果は残念ながらまばらな“苔”のまま。芝にも届きませんでした。
退院前最後に確認したのがこの状態だったので、4か月程経った今頃は“芝”が生えているかも!
 
思いの外長くなってしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。:)
内容に間違いや気になる点がありましたらコメントでご教示いただければ幸いです。
 
 
※追記※
(2021年秋)4回目の検査を受けてきたので写真を追加しました。
 
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