2019年、悪性リンパ腫で造血幹細胞移植(末梢血幹細胞移植)を受けました。
このブログでは、移植前に受けた抗がん剤治療も含めて治療中の出来事や感じたこと、直面した悩みを軽減・解決してれたものなどを書いていこうと思います。
あくまでも一個人の経験、意見となりますが、どなたかのお役に立てれば幸いです。
まずは自己紹介
私の簡単プロフィールです。
- 一般企業に勤めて都内で一人暮らしをしていました
- ビール好き(毎日飲む)
- 週1回はジムに行きヨガのクラスに参加したり筋トレしたり
- 週末は家でのんびりするか、友達の家でのんびりするか、ゴルフ
・・・平凡な人間です(*'ω'*)
病気発覚の経緯
体調の変化(入院する2ヶ月半前~入院当日まで)
なんとなく体がだるい日々が続き、熱を測り続けていたら37℃台前半の微熱が1か月程毎日続きました。その時は「花粉症からくる不調かな?」と思っていたのですが、1か月後には毎日の発熱が37℃中盤から後半に上がりました。ですが市販の解熱剤を飲みながら会社には休まず行っていました。さらに3週間ほど経った頃、毎日の熱が38℃を超えるようになりました。さすがに体がつらくなり、仕事が休みの土曜日にかかりつけの内科を受診しました。これまでの経過を話し、その日は血液検査のために採血して解熱剤をもらい、1週間後に検査結果を聞きに再度通院することになりました。
1週間後、血液検査の結果が出て「肝臓が弱っているようだ」ということが分かり肝臓の薬を処方してもらい、また血液を採って翌週に再度経過を見ることになりました。
1週間後、再び血液検査の結果、薬を飲んでいたのに肝臓に改善が見られなかったのでこれは詳しい検査が必要だと、近隣の総合病院の消化器内科に紹介状を書いてもらい数日後すぐに受診しました。
その総合病院の初診は問診と採血のみでしたが、翌週にCTやエコー検査を受ける予約を入れてもらいました。
その検査を受ける予定の4日前、土曜日でしたが40℃の熱が出ました。病院に電話をして今から受診出来ないかと尋ねたら、電話口の看護師さんに「今日は土曜日なので先生もいないし検査もできません。市販の解熱剤飲んで頑張ってください。(予約の通り)火曜日に来院してください」と言われました。心細かったです。
次の日、日曜日も熱が下がらず40℃ありました。その日は資格試験の受験日で、ぼわんとしながらもアドレナリンは全開でなぜかやたらと動けたので試験に行くつもりで準備をしていました。そうしたら突然、姉(医師をしています)が訪ねて来ました。虫の知らせというやつでしょうか!?私を見て「すぐに病院に行こう!」と、おすすめの病院(火曜日に受診予定だったところとは別の大きな病院)に連れて行ってくれました。
緊急入院
救急外来を受診してそのまま緊急入院することになりました。その頃はもうフラフラで、あまり記憶がありません。姉がそばにいてくれて、手続きなどを全てしてくれたのは幸いでした。
この日から約10か月間の長い入院生活が始まることになったのですが、あの時はそんなことになるとは微塵も思っていなかったです。
病気の正体
一夜明けて、救急外来のベッドから一般病棟へ移動しました。そこで担当の先生にこう言われました。
「肝臓に何らかの病気があるのは確かだけど、悪性リンパ腫などの可能性もあるからその辺りを疑いながら検査をしてまずは病気を突き止めましょう」。
その時の私は“悪性リンパ腫”と聞いてもピンとこなくて「聞いたことがある病気」という程度でしたが、初期の初期に可能性を告げられたことで、その時から少し覚悟が出来ていた気がします。
実際に悪性リンパ腫ということが確定して告げられた時(検査していくうちに察するものですが)「やっぱりそうだったんだ」という思いが一番に来て、ショックはなくすんなり受け入れることができました。
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端折って書きましたが、病名が確定するまではこんな感じです。
ここから先、このブログでは、治療や入院後の生活などについて思うままに書いていきたいと思います。
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最後まで読んでくださりありがとうございます☆